「マッキンゼー式ロジカルシンキング」に学ぶA4メモ書きでロジカルシンキング力を鍛える方法
レポートに追われ、更新が遅れました、すみません!><
今回はこれ。
- 作者: 赤羽雄二,大舞キリコ,星井博文
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2015/07/25
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
A4メモ書き
最強コンサル集団マッキンゼー出身の著者。マッキンゼーでは瞬時に課題を整理し、問題の本質を見抜き、解決策を導く判断を下す「ゼロ秒思考」が求められるそうです。
それに対応するため、筆者が考えたのがA4メモ書きという方法。
やりかた
- A4用紙を横置きにし、左上にタイトル、右上に日付を書き、本文は4~6行、それぞれ20~30字書く。
- そのメモ1ページを1分で書き、毎日10~20ページ書く。
- 言葉を選ばず、内容も吟味せず、頭に浮かぶままに書く。
これを続けることで、言語化能力が鍛えられ、自然とロジカルシンキングができるようになる、とのこと。
▼やってみた
A4じゃないですが。
ポイント
- 1分で書く
- 1テーマ1枚で書く
- タイトルは疑問形にする。具体的に固有名詞を入れて書く。
- 同じタイトルでも、気が済むまで何度でも書く
- 重要だと思うタイトルに関しては、違う角度からも書いてみる(「論理的でないと2度と言われない為には?」だったら「どういう時論理的でないと言われるか?」など)
- 見返す暇があったらその間もっと多くのメモを書くほうがいい(メモを3ヶ月後に見直す、というのは成長を実感できるのでオススメする)
一週間やってみて、体験記事みたいなのを書いてみようと思います!
電車広告でロジカルシンキングを鍛える
- この製品のターゲット顧客は誰か
- 一番の訴求ポイントはどこで、それに成功しているか
- 成功していないとしたらどこが不十分か
- 自分だったらこの広告をどう変えるか?
理由は必ず3ついいなさい
マッキンゼーではこう教えられるらしいです。
こうすることで、
- 論理的思考が身につく
- 意見に対して自信を持てる
- 周囲から論理的思考をしていると評価され、信頼される
というメリットが「3つ」あるそうです。
マトリックスで頭を整理する
縦軸と横軸には、整理する上でもっとも重要だと考える2つの項目を選ぶ。
マトリックスは論理的思考を徹底することができるので、優先順位に沿ってあわてず、また抜け漏れなく行動することができる。
フレームワーク「3C」とは
もっとも有名なフレームワーク3Cは、
- お客・市場
- 競合
- 自社
というビジネスを成功に導くために必要な3つの要素を指し、 ビジネスの客層はどういう人で、競合はどういうところで、そんな中で自分たちはどう勝負するのか
を徹底的に考え勝率を上げるというものだそうです。
本書では、問題をこの3Cに沿ってタイトル付けをし、分解してからメモに落とし込むという方法を勧めています。
感想
- 作者: 赤羽雄二,大舞キリコ,星井博文
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2015/07/25
- メディア: 単行本
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マンガでサクッと読め、感情論ではなく具体的な方法論に落とし込めており、実践しやすい。
2時間3000円のセミナーが1冊1200円にまとまっていて、何度でも具体例とともに読み返せるのだから、かなりお得なのではないでしょうか。
また、この本を読んで感じたのが、ロジカルシンキングはコミュニケーション力につながる、ということ。
ロジカルシンキングが「なるほどね」と相手に思わせることなのだとしたら、それは相手に自分の考えを理解してもらい、協力してもらうことにつながる。ロジカルに考え、その道筋をきちんと話すことができれば、多くの人から共感を得られる。
結論ベースではなく、理由を3つ言う。相手から「なるほど」を得れるように努力する。そのために実践しやすいフレームワークとして、A4メモ書きを実践しようと思いました。